ミラーレス一眼カメラ SONY NEX-F3を中古で買ってみた

SONYのミラーレス一眼カメラ NEX-F3の中古を買ってみました。標準レンズキットで税込み16000円。安い!
以下カメラについてウダウダ語ってます。
ポタリング用のカメラは基本キャノンのKiss X7で一眼レフにしては超コンパクトなんですが、望遠レンズなども含めるとやはり重いし、荷物もかさ張ります。
最近はスマホカメラも高画質でお気楽スナップだけならそれだけでも十分なんですが、自転車のスマホホルダーに取り付けてナビなどをしているといちいち付けたり外したり面倒なので、とりあえずカバンに入れておく用にちょっと高画質なコンデジでも探そうかなと。
最初は1型センサーのソニーのRX100系の中古がそろそろ安くなってるんじゃないかと思ってみてたら、ミラーレスのレンズキットのほうが安いではありませんか。センサーがより大きいAPS-Cで、レンズの大きさも考えるとこちらのほうが高画質なはずなのに税込み16000円。RX100は2万円ちょっとだったのでもうこれはミラーレスを買えということですね?ということで思いつきでポチッと。
NEX-F3は2012年発売で、ソニーの初めてのミラーレス機NEX-5(2010年発売。これが出たときは衝撃でしたね)から3代目に当たるモデル。初代からブラッシュアップもされてちょうどいい世代でしょうか。高機能クラスとエントリークラスに分かれますが、F3は初心者向きのエントリーモデルになります。プログラムオートや絞り優先などの撮影モード切り替えも物理スイッチではなくメニュー呼び出しで操作性は劣りますが、ソフトキーの割り当てでまあなんとかなる感じ。そもそもコンデジのつもりで買ったのでフルオートでもいいでしょう。AF速度、連写性能も上位には劣るしWi-FiもないですがAPS-Cの画像が撮れれば問題ないです。
動画は1920×1080の60i、24P(AVCHD形式、拡張子.mts)と今どきのYouTubeには向かない仕様。全く使えないわけではないですが動画時の手ぶれ補正も弱いし、オマケ機能と思ったほうがいいでしょう。
中古並品ですが、まあまあきれい。カメラは黒だと思ってましたが、ホワイトボディにシルバーレンズもおしゃれで良い。SONYとαのロゴもよい。
チルト式の液晶でローアングルが楽。反転させて自撮りも可能。撮影モード切替スイッチ、露出補正ダイヤルなどは無し。ソフトキー割り当てとコントロールホイールでなんとかなります。
APS-C一眼レフの機能が手のひらサイズに。かわいいです。このモデルから内蔵ストロボもついたみたい。
Kiss X7と比較しても一目瞭然のコンパクトさ。Kiss X7も相当小さいんですけどね。
リュックのサイドポケットにもギリギリ入る大きさ。さすがにコンデジとして使うにはやや大きいか。パンケーキレンズが欲しいところ。
見た目はきれいで良かったんですが、充電ケーブルを本体に繋いでも充電しません。ケーブルを抜くと本体USBコネクタの金属部品がケーブルに引っ付いたまま抜けました。えーっ!!
ということで開封早々本体での充電ができなくなりました。PCに接続して通信もできないので本体、レンズのファームウェアアップデートもできません。中古の怖いところですね。
このまま返品も考えましたが実際手に取るとかわいらしく愛着が湧いきて、この価格でまたすぐ手に入りそうもないのでこのまま使うことに。充電はアマゾンで売ってる安い互換充電器でします。ファームウェアアップデートは今さらすることもないでしょうし。
で、何回かバッテリーを入れたり出したりしてるうちに今度は中で留めておく爪が割れました。おい!これがソニータイマーか!?まあこれは蓋を閉めれば問題なしです。これ以上は勘弁してくれよ!
さてコンデジのつもりで買ってみたNEX-F3ですが、薄型のパンケーキレンズを追加して付けっぱなしで少し大きいコンデジとして運用するか、望遠・単焦点レンズを追加してKissデジの置き換えにするか。
パンケーキレンズは画質はそれなりだけど、それでも1型センサーでコンパクトなRX100系よりはボケも期待できるし高画質なはず。安くて高画質なシグマのミラーレス専用の大口径単焦点レンズも気になります。最近カメラ自体に興味をなくしつつありましたが、なんだか楽しくなってきました(笑)
中古ならではのトラブルもあったりしますが、この世代のミラーレスは性能的にも悪くないし中古で探してみると手頃な価格で買えて遊べますね。
ただソニーの純正RAW現像ソフトが使いにくいし重い。キャノンのDPPは軽いし高機能で優秀です。フルサイズのα7とか使ってる人は有料のAdobeのLightroomなんかを使ってるんでしょうか。とにかく機能的にも物足りません。
せっかくミラーレスに関しては他社より一歩進んでる感もあるのにもったいないですね。ソフトの出来さえ良ければキャノンからマウント移行してもいいんですけどね。
あと細かいことを言うとバッテリーの蓋を閉めるのにキャノンは普通に閉めるだけでパチンとロックされますが、ソニーは蓋を押さえながら手動でスライドロックするタイプですね。こういうところもキャノンのすばらしさを感じてしまいます。他のメーカーはどうなってるんだろ。
ということで今後どういう使い方をするのか迷いながら楽しみたいと思います。画像サンプルは次の記事で。
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