「自分の庭」である生駒山なんてパッと行ってちょちょいと登って帰ってくればいいやと軽い気持ちで家を出ましたが、久しぶりの生駒山登山はがっつりハードで汗びしょびしょの翌日は筋肉痛で足パンパン。
らくらく登山道
まずは「らくらくセンターハウス」まで自転車で行きます。往生院の坂は相変わらずの激坂で「往生しまっせ」。激坂過ぎて押し歩きでも息が切れます。ハンパねーです。帰りはジェットコースターのような下りで自転車にまたがるのも怖い。なんで写真だと伝わらないんだ・・・
らくらくセンターハウスの駐車場(標高150メートル)。正直ここまで来るだけで体力の80%使い果たしました(笑)もうここで帰ろうかなとも思ったんですが・・・
悪魔の誘惑を抑えつつ、歩いてらくらく登山道を登っていきます。紅葉もきれいです。「あれ?こんなしんどかったっけ・・・」まだらくらく登山道なんだけど。
この時期は落ち葉もカラフルです。目が癒やされる。
客坊谷ハイキングコース
らくらく登山道を客坊大橋まで来たら客坊谷ハイキングコースへと入っていきます。「えっ、これ道?」みたいな獣道のような入り口です。
客坊谷ハイキングコースはちょっとハードなコースでした。全体的に坂がきつくて大股でよじ登るような高さの石段もあります。脚や体力に自信のない人は「なるかわ谷ハイキングコース」をおすすめします。
客坊展望台まで来ました。インナーのパーカーは登り始めから脱いでましたが、もう汗びしょびしょです。
こんな高い場所に柿かな?
GPSサイコンXOSS Gen2は歩きの登山でも役に立ちます。標高451メートルを示しています(ジオイド高で実際より40メートルほど高い数値が出ます)。国土地理院の地図で見てもほぼ合致しています。ゴールまでの目安になります。
舗装された管理道に出ました。あともう少し。
バーナー(火器)が使用可能な森のレストハウス
森のレストハウス到着しました。
中で休憩できます。
お弁当を食べていた団体さんが帰って一人になりました。テーブルや椅子も多くていいですね。
テラスにもテーブルがあります。気候が良ければ気持ちよさそう。この日は少し肌寒かったですね。
生駒山系で唯一?バーナーの使用が認められている場所です。「全面禁止にならないように」という強いワードも。「コンロ使用不可」となっているのは指定の場所ならOKという意味でしょう。
その他禁止事項。自転車・テントもだめ。よくわからない絵もあります。
これが森のレストハウスの前にあるバーナー使用場所のコンクリート台。「ここで食事はやめてね」とあるので、食材とバーナーを持ってきて、調理したあとまた付近のテーブルや広場などに持っていくことになります。加熱しながら食べたりはできないです。
共同調理場みたいになります笑
かなり面倒で厳しいルールですが、管理者にとっては山火事が一番怖いので仕方ないですかね。
今日はパックおでんを用意しました。常温保存できて便利です。ちょっと量が少ないので追加の具材、こんにゃくとひら天も用意しました。ひら天っていうの関西だけ?
いい感じに煮込めました。雰囲気を出すために冒頭写真にもあるノンアルのスパークリングワインとチーズを添えて。
少し肌寒くて紅葉の木に囲まれた山でいただく熱々のおでんは最高でした。ノンアルよりアルコールが入っている方がもっといい感じになると思いました(笑)まあでも自転車で来てなくても飲酒登山は危ないんでね。
もちろんコーヒーもバーナーで淹れます。少し寒くなってきたのでレストハウスの中でいただきます。一人ですごくリラックスできる時間でした。やっぱり山っていいわ。
レストハウスの中も色々楽しそうなものがあります。スイッチを押すとハイキングルートが光ったり、野鳥の鳴き声を再生するのもあります。
遅くならないうちに下山しますか。
つつじ園・なるかわ谷ハイキングコース
少しハードな客坊谷コースを下るのは前日の雨でちょっと滑るのも怖いので、帰りはなるかわ谷コースを下ります。まずは春には見事な花が咲くつつじ園を通ります。
この時期は誰も人が来ないのか、落ち葉の絨毯がきれいです。
なるかわ管理道を歩いて、なるかわ谷ハイキングコースを下る。ここが目印。
ここにも見事な紅葉が。
なるかわ谷ハイキングコースは比較的緩やかで、鳴川のせせらぎの音が聞こえる気持ちいいコースです。途中お寺もあり雰囲気があります。
ハイキングコースにあるお地蔵さんの列。
らくらく登山道に合流して、らくらくセンターハウスまで戻りました。
XOSS Gen2のGPSログをRide with GPSで表示したところ。みちびき対応の効果なのか?ごく一部飛んでるところもあるけど、山の中でも全体的にはきれいにログが記録されている。
おまけ
恩智川治水緑地のそばに何故かヤギがいました。草刈り目的でしょうか。一人で寂しそうです。
草を食べるヤギ。かわいいです。
ということで、山でおでん食べるためだけのポタリングのつもりでしたが、がっつりハードな登山でした。みなさまは山をナメることのないようにお願いします・・・
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