冬の金剛山、雪景色を見ながらアルコールストーブで熱々のコーヒーが美味い!2022
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誰が作ったかわからない完成度の高いトトロの雪だるま(笑)海抜1125メートルです。

山頂広場
平日でも賑わう山頂広場。土日だと人で埋まる感じですね。さすが日本有数の登山客を誇る金剛山。
1000m級の雪山で下界を見下ろしながらお昼ごはんを食べる人々。
前回来たときは青空に霧氷でしたが、この日は少しガスってましたね。
霧氷もいい感じです。
冬の金剛山(雪山)でアルコールストーブを使ってお湯を沸かす
お昼ごはんの用意をします。今回はアルコールストーブ(バーナー)を持参。マイナス5度の雪が降る山頂で果たして使えるのか実証実験します。
ここでちょっとトラブル。百均のターボライターが何度カチカチやっても火が付きません。
「詰んだ・・」
あきらめきれずにライターを手や使い捨てカイロで温めながらカチカチやるとなんとかシュボッとつきました。火がつくまで15分程かかりました・・・。
寒冷地・雪山では電子式より昔のジョリッと回すフリント式ライターのほうが良いようですね。勉強になります。次からバックアップのライター、防水マッチを用意します。
魔法瓶に入れてきたお湯で作ったカップヌードル。これを食べるために金剛山に登っています。魔法瓶の少し冷めたお湯と山頂の氷点下の気温で麺の戻りはいまいちですが、それでも美味い!

ラーメンを食べている間にコーヒー用のお湯を沸かします。こちらは水から沸かしています。このときのために直火で使えるエバニューのチタンカップを購入しておきました。
寒い中でドリップする余裕もないのでインスタントのスティックコーヒーです。これで十分。
ガスバーナーと違って火力は弱いですが、しっかり沸騰しました。霧氷を付けた木々がコーヒーに映る。
家だと200ミリリットルの水を沸かすのに約6分位でしたが、この環境なので15分くらいかかったかもしれません。リュックの外ポケットに入れたドリンクはシャリシャリ凍りかけ、中に入れていた水も氷水みたいにキンキンに冷たくなりますから。
アルコールストーブの丁度いい火力で、火にかけながらちびちび飲めるので、この氷点下でも冷めることはありません。熱々のコーヒーが体にしみて美味い!
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アルコールストーブいいですね。ガスバーナーは火力が高いですがガス缶で荷物がかさばるし、爆発事故のリスクも多少なりともある、そもそも寒冷地で使えないこともあるので、まったりお湯を沸かしたり、メスティンで炊飯するくらいなら音も静かなアルコールストーブいいと思います。燃料のアルコールも安いです。
山頂で散策とお参り
昼ごはんも食べて満足したので、山頂付近を少し散歩します。あちこちにお手製の雪だるまの作品があります(笑)
山頂の売店コーナーにもモンベルの売店ができています。
毎年ある記念撮影スポットのカマクラですね。
転法輪寺の寺務所前にも雪だるまが。
雪の転法輪寺にお参りします。
雰囲気がある雪の葛木神社の参道(山道)
時々吹雪のような雪が降ります。
もちろん葛木神社にもお参りします。
山の上の雪をかぶった神社、なんとも言えない雰囲気です。
雪をかぶる狛犬。参拝者も多いです。
ここにも雪だるま。結構凝っています。
いつもなら楽で安全な千早本道で下山するんですが、今回はまだ未踏のタカハタ谷ルートで下山してみます。しかしこのあと苦労することに。わかっていたことですが、下山で冒険すると体力も残り少ないし間違えて登り返すのもえらいことになります・・・
すでにルートを間違えて急斜面を下っているの図。写真ではこの急角度伝わらないですね。下から見上げると「壁か?」と思います。登山道と言うより林業作業者の足場って感じ。
わりと新しめの道標がありましたが、「これ道か?」みたいな感じのところも。
正直道に迷って最後は崖のようなところを地面にお尻を着きながら下りる感じで、なんとか無事下山できました。
方向も把握してたし、眼下に本来の目的のルート(沢)も見えてたので遭難したわけではないですが、なんとも恥ずかしくて悔しいです。紙の地図もコンパスも非常食もあるので大丈夫ですが、若干のサバイバルの緊張感は味わえました。
正直言うとそのまま降りても下山できるけど、行きたかったルートに戻るために何度も登り返したんですが、どえらい壁みたいな急斜面で途中で諦めました。
最後はバス停付近の千早赤阪村ののどかな風景で。いいところです。
反省会
ここからは完全に余談になります。下山ルートでどこをどう間違えたのか検証します。
まず六地蔵尾根から最初の分岐がありますが、ここでYAMAPで確認して進んだんですが、これが間違いでした。帰ってから調べると下で引用させていただいた地図が一番わかりやすかったです。
出典元「山の彩時季(やまのさいじき)」さんから
YAMAPでは掲載ルートが少なすぎて分岐点を間違えたんですね。上の地図で言うと高畑谷のどちらに言っても同じ場所に合流する分岐を行ったつもりが、実際には少し東側の989分岐で右(北)に行ってしまい、釜道ルートに行ってしまったことになります。
途中携帯のGPSを見ながらルートが外れてることはすぐ気づきましたが、何度か登り返しても道がややこしくて見つけられず、ライフゼロになったということです(^^;)
松の木ルートまでは戻りましたが、その松の木ルートも最後までちゃんと行けたかどうかは怪しいです。最後は崖下りでしたからね。とにかくどこが道なのかわかりにくかったです。
事前の調査が足りなかったのと、下山で新規ルート行ったのが今回の反省点です。YAMAPもそんなに使い込んだことはないんですが、金剛山の大阪側ではあまり使えないですね。SNS的に寄せ集められた情報より信用できる一人の人の情報のほうが結果的には役に立ちました。
それにしても金剛山のルートの多さですよ。分岐も迷いやすいし、まだまだ奥が深くて探索しがいのある山でした。
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