運動するのが楽しくなる!コスパ最高のスマートバンド・HUAWEI Band6レビュー後編(ワークアウト機能)
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HUAWEI Band6のレビュー後編です。ワークアウト(運動管理)機能を紹介します。
後継モデルのBand7との違いは常時点灯機能がついたことと本体が若干薄くなった程度ですね。あとは細かいソフトウェアの機能アップでしょうか。Band6でも「手首を動かすと点灯する」を選択できます。
レビュー前編はこちら
HUAWEI Band6で運動管理をする
目標を掲げて日々の運動を記録し、モチベーションアップにつなげる機能です。心拍ゾーンと運動強度
心拍数を意識しながら運動することは大事です。登山やマラソンなどで最初はペースを落とせと言われたりしますが、心拍数を見ることである程度参考になります。同じ運動してもトレーニングすることで心拍数も上がらなくなってきます。
心拍ゾーンを利用することで、目的のトレーニングをすることができます。220から年齢を引いた数値が最大心拍数。あとはその割合に応じてゾーンが決まります。他のメーカーもだいたい同じです。あまり詳しくはないですが、Polarの心拍ゾーンモデルに基づいているようです。数値は設定で細かく変更もできます。
最大心拍数を設定すると、心拍数によって今どのゾーンにあるのかをBand6で表示してくれます。
例えば持久力を上げたいと思えばゾーン3、脂肪燃焼程度ならゾーン2と、自分が設定した運動強度を得ることができます。自転車でとにかく長距離を走ろうと思えばゾーン3を超えないように走ろう、みたいなこともできますね。
ワークアウト機能を使ってみる
活動記録を残すにはワークアウトを使います。96種類のワークアウトに対応するHUAWEI Band6。ワークアウトの一覧は全ては書ききれませんが、カテゴリー別で一部書いてみます。
・基本
筋力トレーニング、ランニング(屋内、屋外)、サイクリング(屋内、屋外)、プール、縄跳び、エリプティカル、ローイング
・屋内運動
ヨガピラティス、エアロビ、剣道、ボクシング、鉄棒、空手、テコンドー
・ダンス
ベリーダンス、ジャズダンス、バレエ
・娯楽スポーツ
ローラースケート、フラフープ、フリスビー、ダーツ、乗馬、凧揚げ、綱引き、ブランコ、釣り
・球技
野球、サッカー、ラグビー、バドミントン、卓球、テニス、ビリヤード、ボウリング
・水上競技
サーフィン、カヌー、ボート
・ウインタースポーツ
アイススケート、アイスホッケー、カーリング、そり
・エクストリームスポーツ
スケートボード、ロッククライミング、バンジージャンプ
一部を挙げてみましたが、まあ色々あります。わたしがたまにする「ハイキング」や「登山」はないですね。ワークアウト一覧にない運動は汎用の「その他」で使用することになります。この辺はアップルウォッチと同様ですね。
わたしが使うとすればジョギング、サイクリングでしょうか。ということで、とりあえず屋外サイクリングモードを試してみました。
Band6はGPS非搭載なのでスマホの携帯必須です。Band6から「屋外サイクリング」をタップすると自動的にスマホのヘルスケアアプリが起動し、スマホのGPSを利用して走行軌跡を記録します。(Band6本体から屋外サイクリングを開始できるのはファーウェイ端末のみのようです。詳しくは下の方で説明しています。)
ワークアウト中のBand6の画面。心拍ゾーン(緑で脂肪燃焼とか黄色で有酸素とかの表示)、心拍数、走行距離、走行時間などが表示される。「屋外サイクリング」の場合、走行5キロごとにバイブの通知が来ます。
ワークアウト機能でスマホに自動的にデータが記録されていくので、トレーニングの成果も目に見えてくるでしょう。後でデータを見返すのが楽しいので、コツコツ運動するのが苦手な人でも継続のモチベーションになりそうです。
ワークアウト終了後、アプリで表示される様々なデータ。走行軌跡や距離、時間などの基本データに加えて、全走行における速度や心拍ゾーンの割合、どれくらいのパフォーマンスだったか評価される。(途中で店に入ったときに一時停止していなかったので、かなり速度が遅いです)
地図の「ダイナミック追跡」をタップすると、動画で音楽とともに地図がアニメーションでグリグリ動きながら走行軌跡を追うことができます。途中で撮った写真も表示されたり、最大速度、最大心拍数の場所を表示したり、ワークアウトの成果を楽しく振り返ることができます。SNSで共有もできます。これは面白い。
スマートバンド側でもデータを確認できます。
ワークアウト機能を使うことで詳細なデータやアドバイスが表示され、次の運動のモチベーションも上がります。残念なのはサイコンと連携したり、ストラバなど他のウェブサービスには対応してないところですね。あくまでファーウェイのハード(スマートバンド)とソフトで完結する仕組みです。まあこれは仕方ないかな。
Band6本体に「屋外サイクリング」の項目が出ない件について
どうやらファーウェイ端末以外とペアリングすると「屋外サイクリング」の項目が出ないようです。実際にわたしも他の端末にペアリングすると項目が消えていました。
Band6本体からは選択できませんが、アプリからサイクリングのワークアウトを開始することができます。アプリの画面下で運動を選び、画面上のサイクリングを選択。自転車マークをタップするとワークアウトの記録を開始します。(開始の合図にBand6のバイブ通知も来ます)
その他の便利機能
スマホの通知機能
ウェアラブルデバイスの大きなメリットである通知機能です。スマホがBluetoothの通信圏内(10m)にある必要がありますが、家にいるときでもトイレ行ったり料理したりと、スマホを置いて部屋を離れても電話やメールなどの着信を見逃すことがなくなります。
設定で通知するアプリを選択できます。項目に通話アプリがありませんが、既定で電話着信で通知が来るようになっています。通知するだけで電話を受けることはできません。通話の着信通知をオフにするには通知機能全部を止めることになります。
LINEの無料通話や楽天モバイルのRakuten Link(楽天モバイルの通話アプリ)は不在着信の通知は来ますが、通話の着信は通知されません。着信通知はスマホの標準通話アプリのみのようです。楽天モバイルユーザーはどうしようもないので要注意です。
あと通知は10件まででそれ以上は上書きされ、一度見たら消えてしまいます。件数がかなり少ないですね。このあたりはもう少し改善してほしいところです。
音楽コントロール(Androidのみ)
ボリュームコントロール付きイヤホンと同等の機能です。スマホで動作中の音楽アプリの再生・停止・曲送り・音量が操作できます。AppleMusic、Spotifyの動作確認しました。iOSでは利用できません。
カメラの遠隔撮影
これは残念ながらファーウェイのスマートフォンのみ機能します。ウォッチ側でアプリをタップすると自動的にスマホのカメラアプリが立ち上がります。ウォッチ側のシャッターボタンで撮るか、タイマーも2秒、5秒が設定できます。自撮りなんかで便利ですね。
その他
あとはアラーム、タイマー、ストップウォッチなどの基本的な時計機能、天気、スマホを探す機能などもあります。
まとめ
8000円前後のスマートバンドとしてはかなり高機能な製品だと思います。運動するモチベーションにもなるし、身に着けておくだけで健康チェックにもなる。なにげに時計だけでも便利です。コツコツ積み重ねの作業が苦手な三日坊主の私でもまだ腕にはめています(笑)それどころかガーミンなどの高機能なスマートウォッチに興味が出てきたりして。バッテリーも14日間も持つし、入門機としてはよくできている製品だなと思います。ジョギングなどのワークアウトをよく使うならBand6とほぼ同じ機能でGPS搭載のHUAWEI WATCH FITがおすすめです。ワークアウト中はスマホ不要で、画面もBand6より一回り大きいです。その分バッテリー持続時間は10日と少し短くなります。WATCH FITとBand6の違いはそのくらいですね。あとはフィットネス動画が見られるくらいです。
ファーウェイといえば機能、デザインとも優秀で圧倒的なコスパを誇っていたスマホですが、アメリカの制裁でなかなか製品を出すのが難しくなりました。今後は独自のOSを搭載したスマホやこういったウェアラブルデバイスに注力するんでしょうか。
レビュー前編はこちら
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