この価格で血中酸素濃度測定!コスパ最高のスマートバンド・HUAWEI Band6レビュー前編(ヘルスケア機能)

yama
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今までスマートウォッチやスマートバンドにはあまり興味がなかったんですが、ファーウェイから発売されたばかりの「HUAWEI Band6」にビビッときちゃいまして、思わず購入したのでレビューしてみます。

スマートウォッチとスマートバンドの違い

基本的に同じようなものですが、大雑把に言うと画面が大きくて機能も多いのがスマートウォッチ、画面が小さく機能も絞られているのがスマートバンドでしょうか。アップルウォッチにあるような通話機能や地図閲覧、電子マネーでの買い物、音声コントロールなどはスマートバンドにはないことが多いです。時計以外には運動管理や心拍測定などの健康管理などに特化したものがスマートバンドと言えるでしょう。

HUAWEI Band6について

ファーウェイも高機能なスマートウォッチなどいろいろな製品を出していますが、最近発売されたばかりの最新ローエンドのスマートバンドになります。スマートバンドにしては画面が大きくてキレイで個人的にはウォッチと言ってもいいのではないかと思います。この価格帯にして24時間心拍モニタリングや、コロナで話題の血中酸素濃度が測定できたりします。バッテリー持続時間も通常使用で公称14日間など、コスパ最高とも言われる製品です。ファーウェイの心拍測定の精度はYouTubeなどでも定評があり、そのあたりも購入の決め手になります。

外観や装着感など

スマートウォッチほど大きくないので、装着感も悪くなく常時つけてても気になりません。もともとカシオの腕時計をしていたこともあるかもしれませんが。まあカッコよさでいうと、丸型画面の既存の腕時計らしいタイプのスマートウォッチの方がかっこいいとは思います。もちろん5気圧防水付きで水泳でもそのまま使えます。シャワーと石鹸は防水性に影響ありという説明書の注意書きがあるのでお風呂は控えたほうが良さそうです。動作可能温度も最高で45度までなので。

インターフェイスはタッチパネルとサイドの物理キー。スマートバンドにしては画面が大きくてキレイ。絶妙な本体デザインです。さすがファーウェイ。
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ライバル製品に比べても本体が薄い。バンドも柔らかくて気にならない。
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バンドの余った分を止めておくところにポッチがあり動きにくい。あれ動くと気になるんですよね。細かい配慮がナイス。
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内蔵センサーは光学式心拍センサー、加速度センサー、ジャイロセンサーです。これらを組み合わせて睡眠管理や血中酸素濃度の測定をしているようです。
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充電ケーブルはマグネット式。クイックスタートガイドは付いてますが、簡単な図だけ。取扱説明書はオンラインでダウンロードです。この辺りはデジタル初心者殺しです。
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時計の文字盤のバリエーションのごく一部。ファーウェイのアプリストアで有料でダウンロードできますが、無料でも結構あります。表示項目もまちまちです。項目数が多すぎても見にくいのでシンプルな方がいいかな。watchface11-1.jpg
大型の有機ELディスプレイでキレイです。「スマートバンド」といえば画面が小さくて数字が表示されるだけのイメージでしたが、これはもうスマートウォッチと言ってもいいでしょう?
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HUAWEI Band6でできること

最初に主な機能をまとめて書くと
・時計(アラーム、タイマー、ストップウォッチ)
・スマートフォンの通知(電話・メール着信やその他のアプリの通知)
・運動管理(歩数計、ランニング、サイクリングなどの活動記録)
・健康管理(24時間心拍測定、睡眠管理、血中酸素濃度測定、ストレス値測定)
・その他便利機能(スマホカメラの遠隔撮影(ファーウェイのスマホのみ)、音楽コントロール(Androidのみ)、天気、スマホを探す機能など)
だいたいこんなところです。

HUAWEI ヘルスケア アプリ

Band6はHUAWEI ヘルスケア アプリでスマホとペアリングして、データの閲覧や設定をすることになります。アプリの使い勝手もスマートウォッチ・バンドの選ぶポイントになりますね。

あとこのアプリはファーウェイ以外のAndroid端末の場合、グーグルプレイからインストールするとバージョンが古くてすべての機能が使えません。必ずファーウェイのアプリストアであるAppGalleryからダウンロードしてください。

ファーウェイ以外の端末だと、まずAppGalleryアプリをインストールすることになります。これはグーグルプレイストアにはない、いわゆる野良アプリで設定から提供元不明のアプリをインストールを許可しないといけません。怪しいアプリではないので安心してください(笑)

iOSの場合は普通にApp Storeからダウンロードしたものが使えるようです。

アプリトップ画面。基本的にはBluetoothでペアリングしたまま使うことになります。
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スマホの通知などがいらないなら24時間に1回リンクさせればデータを同期できるようです。断定できないのは説明書に書いてないからですが、ファーウェイの他の製品には書いているものがあるので、本製品も同じかと。Band6本体の画面も0時から24時までしかなく、日付が変わるとリセットされるのでデータを保存するためには1日1回はペアリングしておいたほうがいいですね。

多彩な文字盤をアプリストアからダウンロード

文字盤のダウンロードもこのアプリから。多すぎて全部は掲載できませんが、無料のものも結構あります。
文字盤

残念ながら同価格帯のライバル製品と思われるシャオミのMiスマートバンドのようにコナンやエヴァなどの版権モノのキャラクターはないです。でも結局シンプルなものが見やすくてそこに落ち着いてしまいます。文字盤によってタッチすると色が変わったり、心拍計を表示するモードになったりするものもあります。

HUAWEI Band6の文字盤に自分の写真を設定する(Androidのみ)

Androidのみですが、自分の写真を文字盤にすることもできます。文字盤の「Gallery」をタップして、背景タブの画面下の+マークから自分の写真を追加します。あとは文字のスタイルやレイアウトを設定します。
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こんな感じ
ファーウェイ Band6に自分の写真を設定

各種設定など

設定は本体でできるものと、アプリからのみできるものがあります。腕を上げて時計を見ると自動で画面オンの設定もできますが、寝てるときもしょっちゅう点灯するのでオフにしています。
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HUAWEI Band6で健康管理をする

この製品を買った理由の一番がこの健康管理機能です。もういい歳になって体のあちこちにガタが来るようになりました(笑)そういうのもあってちょっとおもちゃ代わりに使ってみようということです。あとこの価格帯で血中酸素濃度(SpO2)が測定できるのがすごいですね。医療用ではないので参考値ですが、万が一発熱したときにパルスオキシメーターも品不足と言うし、全く無いよりは使えるかもしれません。

24時間心拍モニタリング

健康管理機能の基本は心拍測定でしょうか。ほんとは血圧も測れたらいいんですが、それは無茶なお願いですね。継続して測定することで普段の心拍数も把握できるし、頻脈など体の異常がわかることもあるでしょう。Miスマートバンドと違って心拍計測頻度の設定はできません。加速度・ジャイロセンサーと組み合わせてユーザーの活動に応じて自動的に測定頻度を変えています。10分以上異常に高かったり低かったりするとバイブ通知が来ます。

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睡眠管理

これは面白い機能で、センサーを組み合わせて睡眠時間を自動で測定します。これが割と正確で昼寝も検知します(笑)どういうアルゴリズムかわかりませんが、なんで分かるん?と思うほどです。深い睡眠やレム睡眠なども時系列でグラフ化されます。睡眠時間や睡眠の質をデータで可視化して記録することで、健康的な生活を意識することができます。最近あんまり寝てないなとかデータではっきり分かるのでいいですね。アドバイスも表示されます。これも毎日記録されていきます。

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ストレスモニタ

これはオマケ的な機能ですかね。なんとなく見て楽しむものです。本人的にはもっとストレス溜まってるはずなんですが(笑)

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血中酸素濃度(SpO2)測定

新型コロナの重症度の判定にも使われる血中酸素濃度です。今の御時世、万が一のときに役立ちます。測定するとだいたい96%から100%です。そうでなければ異常なので。これも24時間自動で測定できるんですが、画面を上に向けてじっとしている必要があるので、手動測定が現実的です。

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長くなったので、ワークアウト(運動管理)機能は後編で。


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