洗練されたデザインで完全防水のロールトップ・バックパック CHROME URBAN EX 2.0 ROLLTOP(アーバンEXロールトップ) 30L BACKPACK レビュー
CHROME(クローム)というブランドをご存知でしょうか。メッセンジャーバッグなどで人気のあるアメリカのバッグブランドで、自転車好きなら目にしたこともあるかと思います。他にもハンドルバー・バッグや肩掛け用のスリングバッグなんかも出しているブランドです。
今回そのCHROMEさんから完全防水のロールトップのバックパック(リュック)、URBAN EX 2.0 ROLLTOP 30L BACKPACKを提供していただいたので、レビューしてみます。
【レビュー】ちょうどいいサイズ感と使い勝手抜群でポタリングに最適!CHROME SIMPLE MESSENGER BAG(クローム シンプルメッセンジャーバッグ)
なんとCHROME(クローム)さんからまたまたバッグを提供していただきました。今回はCHROMEのラインナップで一番小さく、一番シンプルという、その名もSIMPLE MESSENGER BAGです。ちなみに前回もそうなんですが...
ロールトップ・バックパック(リュック)のメリット、デメリット
- 防水性が高い
ロールトップの1つ目のメリットはファスナーのリュックに比べて雨に濡れにくいことです。止水ファスナーといえども100%ではありません。長めの開口部をくるくる丸めることで雨をシャットダウンできます。絶対に濡れては困る書類やスマホ、ノートPC、モバイルバッテリーなども安心して入れることができます。
- 容量が変化する
ロールトップはその長い開口部を生かして、容量を変化させることができます。荷物が少ないときはコンパクトに、多いときは巻きを少なくして容量を増やすことができます。ポタリングの帰りにスーパーに寄ってかさ高いものを買いすぎて入り切らなかったという経験がよくある私にはもってこいです。
- 見た目がおしゃれ
ロールトップのリュックはなんか見た感じもオシャレです。まあこれは個人的な主観かもしれませんが、巻いてるだけでおしゃれに見えるんです。
- 開け閉めがやや面倒
ロールトップのデメリットはこれに尽きるでしょうか。バッグによって開け閉めのやり方が違いますが、ファスナーのリュックよりは若干手間かもしれません。防水を目的としたものが多く、外部のポケットやファスナーがない製品も多いです。
URBAN EX(アーバンEX) 2.0 ROLLTOP 30L BACKPACKの外観
前置きはこれくらいにして、実際の商品を見ていきましょう。
まずロゴがかっこいい。製品を買うときにまずメーカーのロゴが気になります。デザインの大事な要素です。
U字ロックを止めておけるループ。反射素材でできています。手持ちのパルミーのU字ロックは短すぎて無理でした。

生地は軽いのに頑丈です。極太600デニールのポリエステル生地はいかにも耐久性があり、多少擦れた程度では破れそうにありません。しっかりとした型くずれしにくい生地で、高級感があります。重量はカタログ値で0.92kg。このサイズにしてはかなり軽いです。残念ながらドリンクなどを入れておけるサイドポケットはありません。完全防水の仕様だからかどうかわかりませんが、この手のリュックはないことも多いですね。
リフレクター素材付きのショルダーストラップも厚みがあって良いです。ストラップが二重になっていてあとからドリンクホルダーの小物なんかもつけやすいかも。
背面のパッドは厚みはないけど、ショルダーベルトの長さを調節すると背中と腰にフィットして圧迫を適度に分散してくれます。
内部は15インチのMacBook Proが入るという衝撃吸収パッド付きのポケットがあります。タブレットなどを入れるのも便利。

内側はTPU加工されていてゴムのような素材になっています。これによって完全防水の機能を果たしているようです。
URBAN EX 2.0 ROLLTOP BACKPACKの開け閉め(巻き方)
URBAN EX 2.0 ROLLTOP BACKPACKの開け閉めは非常に簡単で、最小の荷物だとくるくると3回くらい巻いて、両サイドのストラップ(バックル)を2ヶ所でパチンと留めるだけです。
開け口がマグネットになっていて簡単に巻きやすい。ここがマジックテープ(ベルクロ)になってるロールトップリュックも多いと思いますが、圧倒的にマグネットのほうが開け閉めしやすい。
見せてもらおうか、完全防水の性能とやらを
5分間シャワーを掛けた結果。結構濡れています。下の方の生地は撥水性が強そうですが、上の生地は結構水が染み込んでる感じです。大丈夫?

ロールの内側はほとんど濡れてませんね。意地悪して結構横からも水をかけたんですが。
内側はご覧の通り、TPU加工によって全く濡れていません。
ということで、完全防水の触れ込みにウソはなさそうです。これからの季節ゲリラ豪雨にやられることも多いかもしれませんが、ノートPCやタブレットなどを入れていても安心ですね。ちなみにショルダーストラップはびしょびしょに濡れました。まあこれは仕方ないです。
URBAN EX 2.0 ROLLTOP 30L BACKPACKのサイズについて
今回提供されるにあたって、20L、26L、30Lの3サイズから選べたんですが、一番大きい30Lを選ばせてもらいました。自転車で常用するには小さいバッグのほうがいいんですが、普段はモンベルのウエストバッグとコールマンの25Lリュックを使い分けていて、もう少し大きいリュックも欲しいなと言うことで選びましたが、正直26Lでも十分だと思いました。ロールトップリュックを使うのが初めてで、容量も増やせることを計算に入れてなかったんですね。
公式サイトのスペックには表示されてませんが、製品のタグには容量30-37Lと表示されています。
30Lの製品が最大37Lまで入るということは、26Lなら最大32Lくらい入るでしょうか。自転車で使うには十分だし、入れすぎても重いので、自転車メインで使うなら20Lか26Lをおすすめしますね。30Lでもバカでかいという感じではないんですが、リュックの底に入ってるものを取り出すのに、肩まで手をつっこむ感じになるので、少々面倒です。
今流行のソロキャンプや自転車旅、ジム通いでタオルや着替え、シューズなど、かさばるものを大量に入れるのに適しているかなと思います。ポタリングの帰りにスーパー寄ってもかさばりやすいポテチの袋や食パンなども余裕で入ります。
ミドルサイズの26Lモデルだけ素材が違っていて、20L、30Lモデルより少し柔らかい素材で、デザインもスッキリシンプルです。URBAN EX 2.0というだけあってこのシリーズは2世代目のようで、この26Lは2世代目で新たに追加されたモデルのようです。
キャンプ用品を詰めてソロキャンプを楽しんでみました。下に敷いてるアルミレジャーシートを含めて全てこのバックパックに入りました。さすが30Lの容量。ハードタイプの保冷剤を入れた保冷バッグや雪平鍋も入っています。ロールの回数はいつもは3回ですが、2回で収まりました。
開け口を巻かなければ大容量バッグになります。開け口に取っ手もついてるので、いざというとき手提げで持てます。大きすぎると底のものを取り出しにくいというデメリットも。
URBAN EX 2.0 ROLLTOP 30L BACKPACKを実際に背負ってみた
172センチの人間が背負うとこうなります。サイズ感などの参考にどうぞ。30Lは大きいですが、そんなにバカでかいということもないです。このサイズだとまさに自転車で仕事する「メッセンジャー」スタイルのようにも見えてかっこいいと思います。
メッセンジャーバッグと違ってバックパックは両肩で支えるのでやはり体のバランスがいいです。ウエストベルトはないので肩だけで背負うことになりますが、ショルダーストラップをうまく調節すると腰の部分のパッドがいい感じで支えてくれます。
普通のジッパーのリュックだとハイキング感も多少出てしまいますが、このCHROMEのロールトップリュックはサマになります。
ということで、ファスナー型のリュックに比べればやや面倒なロールトップですが、慣れればそんなに問題はないかな。URBAN EXということで、都会のシーンでもかっこいいでしょう。高級感があるのでスーツなどにも合います。オシャレにこだわるサイクリストにはぴったりです。
大阪だと梅田のヘップファイブとあべのHoopにCHROMEの直営店もあるようなので機会があれば行ってみてください。
それでは。
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