100円ショップのキャンプ用品だけで気軽にソロキャンプの雰囲気を味わってみた
コロナ禍ということもあり最近のアウトドアブーム、特にソロキャンプの人気がすごいですね。どこのホームセンターに行っても広いブースを確保してますが、100円ショップも負けてはいません。ホームセンターで1からキャンプ用品を揃えても、面倒くさくなって結局1回しか使わないということも多いはず。とにかく準備も後片付けも面倒ですからね。ということで百均アイテムだけで気軽にソロキャンプの雰囲気を味わってみました。今回はバックパックに荷物を詰め込んでの自転車キャンプになります。
100円ショップでキャンプ用品を揃える
最初に断っておきますが、100円ショップと言っても全て100円とは限りません。ただ普通にホームセンターなどで買うよりはコスパがすごいです。あとテント泊などはしていないので、キャンプというよりただのBBQでは?というツッコミもあるかもしれませんが、まあ細かいことはサラッと流してください。BBQも含めて広い意味でキャンプですよ・・・
メスティン(ダイソー)
ということで、まずは一流メーカー品なら2~3千円するものが、たった500円で買える1合用のダイソーのメスティンです。一時期人気が出すぎて品薄で入手困難だったという噂のアイテムです。今は他の100円ショップでも入手できるようです。米を炊くことでキャンプ感がぐっと高まりますね。
箱にも書いている通り、固形燃料で半自動で炊飯できます。固形燃料に火をつけてあとは火が消え終わるまで放置するだけという意味で半自動です。説明書にもご飯の炊き方がちゃんと書かれています。
ミニコンロ(または五徳)と固形燃料(ダイソー)
こちらは全て100円。ミニコンロは折りたたみ式で何度も折ったり畳んだりすると折れるので基本は組み立てたまま運びます。三角形の五徳は組み立て式で、こちらのほうが持ち運ぶときはコンパクト。大きさの違いで固形燃料用とアルコールバーナー用があります。あとは25グラムの固形燃料(3個入り)ですね。
折りたたみ式風よけ(ダイソー)
風よけ(風防)も必須になります。このアルミの折りたたみ式風よけは500円。そこそこ重さもありケースも付いています。焼き物したら油でベトベトになるのでケース付きはありがたい。使う前にビニールを剥がすんですが、剥がしにくくてかなり面倒。8枚のパネル裏表に貼られていて30分以上はかかったかも。
今回使わなかったけど、もっと手軽に行くならガスコンロ用のパネル2枚くらいで囲って石などで固定してもいいかも。こちらは1つ100円です。同じく100均の網と組み合わせてDIYしてる人もいるようです。
ターボライター(ダイソー)
風に強いターボライターも100均であります。100均ライターは壊れやすいので予備があると安心。最悪ご飯が食べられないので。(今回も実際壊れました)
ゴーッという音とともに出る炎は普通のライターの炎とは形が違う。風にあおられても平気です。
以上で炊飯できるアイテムは揃います。お肉など焼いたりするには以下のアイテムを追加するといいでしょう。
リフター付きミニ鉄板(キャンドゥ)
これも100円。使用済みで汚らしくてすいません。鉄なのでシーズニング(空焼きと油慣らし)が必要で、これをすると写真のようになります。この状態が正しい状態となります。やり方もケース裏に書かれています。ミニ鉄板はキャンドゥが先駆けだと思いますが、セリアやダイソーでも入手可能。鉄は熱伝導率がよく、お肉もジューシーに焼くことができます。100均には鉄のスキレットも売ってますが価格も高いし重いので、このリフターつきのミニ鉄板がおすすめ。軍手無しで持ち上げできます。
アルミ保温バッグ(キャンドゥ)と保冷剤(ダイソー)
食材を入れておく保温バッグと保冷剤です。どちらも100円。保温バッグはキャンドゥですが、同じようなバッグがダイソーでは200円でした。どちらかといえば全体的にダイソーよりキャンドゥのほうがコスパがいいように思います。保冷剤はハードタイプが圧倒的に保冷時間が長いです。
ミニ蚊取り線香とケース(ダイソー)
これもあると便利。やっぱりアナログな蚊取り線香が一番効果があるような気がする。
折りたたみ椅子(ダイソー)
こんなものまであります。200円。背もたれ付きが300円。意外としっかりしてます。自転車なのでこれも今回は使わず。
1000円テント(ダイソー)
ダイソーで1000円テントもYouTubeなどで話題ですが、あれはなかなか店舗では見かけないですね。前にダイソーオンラインストアで見かけましたが、アイテムの入れ替わりが激しいので今はわかりません。全く同じものをスギ薬局グループのディスカウントストア「ジャパン」(関西限定)の店舗で見かけました。無理したら自転車でも運べるかなという大きさでした。こちらはダイソーより少し安い税込み980円だったと思います。テントというよりはサンシェードですが、気になる方はどうぞ。個人的にはホームセンターで3000円くらいのポップアップテントのほうがいいような気はします。
あと、炭と網がセットになった300円のインスタントコンロなんてものもあるようですが、人によっては食材に燃料のニオイが付いて無理ということもあるようです。着火剤付きの炭の直火は避けたほうがいいかな?
その他、レジャーシート、除菌ウェットティッシュ、軍手、調味料ボトル、ビニール袋、鍋、使い捨て皿、水、お箸など全て100均で揃うので適宜準備してください。
実際に調理してみた
お米は吸水に30分から1時間かかるので、家でジップロックに米一合と水(200ml)を入れて用意しておきます。自転車キャンプの場合移動している間に吸水が終わって、現地ですぐに炊飯にかかれます。
風防でミニコンロを囲って固形燃料に火を付けるだけ。火が消えるまで放置でオーケー。
炎が見えにくいのでスマホのタイマーなどで時間を測っておくといいです。だいたい20分から25分くらいでできあがり。あとはひっくり返して保温バッグの中で15分程度蒸らします。
ご飯が炊ける直前にアルコールバーナーとミニ鉄板でウインナーを焼き始めます。アルコールバーナーはAmazonで買ったものです。機会があればまたレビューします。
ご飯を蒸らしている間に、ウインナーにいい焼色が付いています。鉄板が小さくて1つ地面に落としてしまいましたが、焼けば殺菌!てことですぐに鉄板の上に戻す。アウトドアって気持ちがおおらかになりますね(笑)ここで買ったばかりの100均ライター壊れる。蚊取り線香に火を着けていて助かった。ライターの予備必須と痛感。
そしてびっくりするほどきれいに炊けたご飯。このツヤツヤを見よ!初めてメスティンでご飯炊いたけど、こんなにうまく炊けるんですね。焦げることなく、真ん中に薄く茶色のおこげができていい感じ。ほんとに半自動でした。量も1合でちょうどいい。
せっかくなんでお肉も焼いていきましょう。アルコールバーナーを使いましたが、固形燃料でも大丈夫です。火力を考えて今回は薄切りの豚肉を上から焼肉のタレをぶっかけて焼いていきます。小さい鉄板ですがきれいに焼けます。ときどき横から漏れる炎の直火に炙られていい感じのおこげが!うまっ!めちゃくちゃ美味っ!野外のロケーションと合わさって、家でフライパンで焼くより数倍美味いです。
食後の珈琲もいただきます。ミニケトルがないので鍋でお湯を沸かします。ちょっと失敗なのは入れている間に冷めてしまうこと。直火で再加熱できるカップがいるかな。家でステンレスボトルに入れてくるほうが気軽でアツアツ(冷え冷え)でいいかも。元も子もないですが。
ということで、自転車とともに100均アイテムだけでソロキャンプの雰囲気だけ十分味わうことができました。面倒くさがりなわたしは行く前の仕込みと帰ってからの後片付けを考えると頻繁にはできませんが、また涼しくなった頃にやりたくなるかもしれません。お肉はほんとに美味かったですね。これでハマりそうな人は良い道具を揃えていけばいいと思います。
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